渉外案件を相談希望の弁護士
はじめまして、弁護士の戸木と申します。
2012年に弁護士登録(第一東京弁護士会)をした後、都内法律事務所で雑多な案件(交渉・訴訟等の一般民事事件、相続・離婚等の家事事件、企業法務、国性弁護として刑事・少年事件)を取り扱う弁護士として執務した後、2020年にアメリカのロースクールに留学、その後ニューヨーク州司法試験とカリフォルニア州司法試験に合格し、サンフランシスコにある事務所で経験を積みました。2024年1月からは、Kaname Partners US, P.C.を開業し、執務しています。(詳しいプロフィールについてはこちらをご覧ください。)
自分自身、留学するまでは日本国内の案件を主に取り扱ってきましたが、それでも、英語で書かれた契約書や遺言が絡む案件、相手方や関係者が外国人のため英語が必要になる案件、相続人が海外に住んでいるため外国法の確認が必要になる案件等、日本語・日本法だけでは対処ができない場面に直面することが多くありました。「こういうときに気軽に相談できる弁護士がいたらいいのに」と何度思ったことでしょう。
日本人弁護士として海外ロースクールに留学する人はたくさんいます。ただ、その多くの人は企業法務を主な取扱分野としており、相続や離婚等の一般民事を扱う弁護士が少ないのが現状です。さらに、留学後にアメリカに残り、街弁として一般民事を取り扱うケースはさらに少なくなります。
私も、留学を終えた後は日本に帰国するつもりでいました。しかしながら、当時法律事務所の弁護士が、サンフランシスコにおいて個人・企業問わず様々なクライアントを抱えて活躍していることを知り、さらに、現地に住む日本人の多くの人が「英語ではなく日本語で相談したい」と考えていることを目の当たりにし、アメリカに残って日本での立ち位置と同じように執務することで、多くの日本人のためになるだろうという考えに至りました。
アメリカに残ることを決意した過程は、以下のブログに記載していますので、ご興味があればご覧ください。
カリフォルニア州法はじめアメリカ法にお困りの日本人の役に立つべく、サンフランシスコにて街弁をしております。もちろん日本で活躍されている弁護士の方々のお力にもなりたいと思っています。
スポット的な相談や質問をいただいても構いませんし、クライアントと直接お繋ぎいただく紹介でも共同受任でも、どのような形でもお受けできますので、是非お気軽にご連絡ください。
- 国際相続案件:被相続人がアメリカ居住だったケース、海外で作成された遺言があるケース、相続人がアメリカに居住しているケース等
- 国際離婚案件:日本人がアメリカ人と結婚されていたケース、日本人同士の結婚だがカリフォルニア州に居住していたケース等
- 国際ビジネス案件:取引相手がアメリカ拠点の事業者であるケース、契約書でカリフォルニア州が裁判管轄として指定されているケース等
- カリフォルニア州での訴訟対応:裁判所への出廷や法廷での弁論対応が必要なケース等
- ディスカバリー対応:訴訟は日本で行っていても、アメリカにある情報の開示を求めるためディスカバリー制度を利用することが可能です。